A君は、質問したらどんどん答えようとします。 B君は、黙ったままで、答えられません。
この二人の生活パターンをご両親に聞いてみると、A君の環境は周りとのコミュニケーションの量が圧倒的に多いようです。
B君の環境は、親とのコミュニケーションの量が少なく、ゲームが友達で、黙って遊んでいる事が多いようです。
先生は、B君に沢山のコミュニケーションを取り始めました。
「~は、どういうこと?」、「そうなんだ、もっと話を聞かせて?」、「~すごいよね」、「やった、できたね」・・・など。
話を聞いたり、承認したり、簡単な質問をしたりして、安心感をベースにしたコミュニケーションを続けました。
その内に、今まで答えなかったB君が、段々質問に答えようとする姿が見られるようになってきました。
最近の子ども達は、コミュニケーション能力が昔と比べて劣っているという声をよく聞きます。
これは、単にコミュニケーションの量が減っているからなのではないかと思いました。
子ども達に情報は沢山送られてきますが、関わらなければいけない機会が昔よりも減っていると思います。
家庭でも、キャッチボールできるコミュニケーションの量を増やす事で、子ども達の関わる力は良くなります。